短調について

Ogino
記事COLON 21
登録日時COLON 日 12 9 2004, 16:59
お住まいCOLON 兵庫県

短調について

投稿記事 by Ogino » 日 26 3 2006, 17:02

:cry: 教本に載っている短調の音階で疑問があります。(添付ファイルがその五線譜の写真なんですが)
短調は音程が 全―半―全―全―半―全―全 ですよね。イ短調の場合はAから始まってそのままABCDEFGと弾けばいいと思うのですが、昇りの時に、そのようになってないんです。ABCDE#F#Gと書いてあります
下降の時(写真の矢印の間)はちゃんと短調です。なぜなんでしょうか。
教えてください。かなり悩んでます。ロ短調を練習してソルの月光を弾きたいと思ってるんですが・・・。
「はちすずめ」にあこがれてギターを始めました。

CG_MASA
記事COLON 57
登録日時COLON 金 3 3 2006, 12:34
お住まいCOLON Hiroshima

投稿記事 by CG_MASA » 月 27 3 2006, 20:50

Oginoさん、こんにちは。

質問にきちんと答える自信がないのを、まず断っておきます。
短調の場合は、長調のように、すっきりした理論がなく、なぜかを突き詰められると、答えられないので・・・

まず、短調の音階は3種類あります。 イ短調の場合で説明しますね。

1.自然短音階

  ABCDEFGA  音程は、全半全全半全全
  
  このまま弾いてみると、多少不自然な感じがありますね。
  長調の場合は、CDEFGABC の最後の、BCが半音になっていて、終始感があると思います。 
  ここでのBは、主音のCの音を導くための、導音(主音に対して半音)といいます。
  自然短音階の最後のGAは全音で、導音がないため不自然に聞こえるわけです。

2.和声的短音階

  自然短音階が導音がないため、GをG#にして、導音を作った音階です。

  ABCDEFG#A  音程は、全半全全半(全+半)半

  GをG#にしたことによって、その前のFとの間が、全音+半音になって、
  この部分が不自然ですね。

3.旋律的短音階

  和声的短音階の不自然さを避けるために、さらに、Fも半音上げて、
  自然に聞こえるようにした音階です。

  ABCDEF#G#A 音程は、全半全全全全半

  これを、上の音から、そのまま下降する場合は、長調のように聞こえて
  しまうので、下がる場合は自然短音階を使います。

  これで、教本の音階が出来上がります。 
 
どうでしょうか。 納得できませんか?
理屈はそうなのですが、なんか無理やり作ったような感じですよね?
もっと説得力のある説明ができる人がいらっしゃったら、コメントをお願いします。

それから、ソルの月光は、アルペジオの曲なので、ロ短調の音階を練習しなくても大丈夫です (私もロ短調の音階は弾いたことがなかったりして・・・)。

Ogino
記事COLON 21
登録日時COLON 日 12 9 2004, 16:59
お住まいCOLON 兵庫県

すっきり納得しました。

投稿記事 by Ogino » 月 27 3 2006, 21:11

大変分かりやすい説明ありがとうございます!! :D
謎は解けました。wwこれで納得して短調の練習ができます。

さっそく月光にチャレンジしようかな。
「はちすずめ」にあこがれてギターを始めました。

UENO Karen
記事COLON 48
登録日時COLON 木 2 2 2006, 14:11
お住まいCOLON 新潟から宮城に引っ越しました。

なるほどです。

投稿記事 by UENO Karen » 火 28 3 2006, 10:28

MASAさん、Oginoさん、こんにちは。

MASAさんの説明に、なるほど、です。

私は導音とはなんぞや、というところで悩んでしまっていたのですが(音楽事典をひいても主音を導く音、としか書いてない)、何となく納得いきました。
第7音と主音の間は常に半音なんですね。だから、ト長調ではファに、ニ長調ではドに、イ長調ではソに、ホ長調ではレに、新たに#が増えていく。ヘ長調の場合は、ミとファの間がもともと半音だから必要ない。単調の場合も、導音であるためには主音との音程が半音(短2度)でなければならない。

わたくしがも昨日の夜ちょっと調べましたので、書かせてください。

1)和声的短音階
 和音の進行を考えたときに、第7音はほとんど必ず導音である必要があるので、ほとんどの場合第7音は半音高くして使われる。よって、第7音だけ半音上げた音階を和声的短音階という、のだそうです。(音楽之友社、「音楽の基礎-音楽理解はじめの一歩」)
 私的解説をすると、たとえばイ短調の時のスリーコードを挙げると、Am,Dm,E7(またはE)であって、Emではない。(Emのソを半音上げるとEになり、さらにミから7番目の音であるレをたすとE7になる)。E7やEの次にはどうしてもAmが来て欲しいという気分になるけれども(終止形)、Emだとホ短調に転調したのか?という感じで必ずしも次にAmが来るとは限らない(終止しない)こういう理解で良いのでしょうか。

2)旋律的短音階
 和声的短音階では第6音と第7音の音程が増2度となるので、第6音も半音上げて長2度として上行音階とし、また、6・7音とも元に戻して下行音階としたものを旋律的短音階というそうです。(同上)
 なんだか難しいですが、ようするにMASAさんが書いているように、和声的短音階では第6音と第7音の間が開きすぎて旋律(メロディー)を作るにはなめらかさにかけるので、第6音も半音上げてバランスを取った、ということで良いと思います。


わたしも音楽理論に関しては聞きかじりの知識だけですので、間違い勘違い等ありましたらご指摘お願いします。
guitar : HIROSHI MIZUHARA anno2000 No.160 (19c)
guitar : HIROSHI MIZUHARA anno1994 No.059

CG_MASA
記事COLON 57
登録日時COLON 金 3 3 2006, 12:34
お住まいCOLON Hiroshima

投稿記事 by CG_MASA » 火 28 3 2006, 19:43

短調は3つの音階があって、どの音階を使うかは、作曲者にまかせられていますね。

長調の場合の音階 CDEFGABCは、倍音に含まれる音で説明でき、和声の理論も自然につくれるけど、短調はうまく説明できないようです。
その説明のために、リーマンは下倍音といった仮想の倍音を使って説明を試みていますが、短調の音階をうまく説明できる理論はないようです。

UENOさんの言われるとおり、V(Em)から

UENO Karen
記事COLON 48
登録日時COLON 木 2 2 2006, 14:11
お住まいCOLON 新潟から宮城に引っ越しました。

投稿記事 by UENO Karen » 木 30 3 2006, 12:15

短調は、長調のコードを借りないと和声がうまく作れない。
そうなんですね。

私は、子供の頃に電子オルガンを習っていまして、コードネームを覚えました。
子供の頃は多少の疑問があってもまる覚えしてしまって、いつの間にかそれが当たり前になっていたのですが、こうしてあらためて言葉にされるとある種の感動を感じてしまいます。 :D

それから、紹介していただいたWeb、とても面白いです。
内容があるので、まだ読み切っていませんが、少しずつつぶしています。
ありがとうございました。
guitar : HIROSHI MIZUHARA anno2000 No.160 (19c)
guitar : HIROSHI MIZUHARA anno1994 No.059