NHKテキスト趣味悠々

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endecha
記事COLON 40
登録日時COLON 土 26 7 2008, 18:46

NHKテキスト趣味悠々

投稿記事 by endecha » 火 26 8 2008, 14:35

昨年NHKでギター教室が放送されたらしく、その再放送が今年の初夏の頃放映されておりました。
残念ながらこの再放送も2回ほどしか見れませんでした。
後日その教則本に”カバチナ”という曲の楽譜が載っていると知り、町中の本屋を捜し歩いてやっと見つけました。

さっそく練習にとりかかりましたが、テクニック的な難易度はそれ程でもなく、楽譜もすぐ覚えられました。
美しいアルぺッジョの旋律の上に物悲しいメロディが流れる、とても美しい曲でした。
編曲がジョンウイリアムスとなっていますが、あの有名なギタリストのジョンウイリアムスのことでしょうか。
同姓同名の音楽家がもう一人いると小耳にはさんだ事がありますので、そちらの方なのでしょうか。

他に”11月のある日”と言う曲も載っていました。
この曲は結構有名な曲らしいのですが、恐らく私は始めての演奏だと思います。
この曲もまた物悲しくとても美しい曲でした。
テクニック的にはとても簡単な曲ですが、どう唄うかが難しいところです。
これはどの曲に対しても言えることですが・・・・

あと”聖母の御子”ですが、これは若い頃弾いて途中で挫折した多くの曲の一つだったと思います。
今弾いても一箇所どうしてもつまづいてしまう箇所があります。
それは5小節目と13小節目の左手の押弦です。
ここは相当きついです。
曲の流れの中でミスらずに弾ける事は現状ではまずありません。
この部分を難なく弾きこなせる方の左手指の構造がどうなっているのか見てみたいものです。
私のような無骨な指ではなく、柔軟でしなやかな指をされているのでしょうか。
それとも何かコツのようなものでもあるのでしょうか。
あるとすれば是非ご教授頂きたいものです。

これは余談になりますが、”カバチナ”は映画の主題曲ですが、映画”シンドラーのリスト”
の主題曲のギターソロ楽譜も存在するそうです。
これについての情報をご存知の方がおられましたら、お教え頂きたいものです。

Whooper
記事COLON 288
登録日時COLON 木 7 2 2008, 23:08
お住まいCOLON 東京

Re: NHKテキスト趣味悠々

投稿記事 by Whooper » 水 27 8 2008, 22:46

endecha さん、始めまして。

自分のギター人生を振り返る機会を与えて下さりありがとうございます。例によって浦島次郎風に回顧談なぞ勝手気ままに書いて見ます。

私が知ってるギタリストのジョン・ウイリアムスはピアノの超人リスト風に髪を長く伸ばし眼鏡かけジュリアン・ブリームとデュオしてた頃の姿です。「ジョンとジュリアン」と題するレコードを二人で作りソルのラン・クラージュマンが頭に入ってたと思います。同名の作曲家で映画音楽の「スター・ウォーズ」を書いた人がいるし、他にも作曲家ではボーン・ウイリアムスもいるからややこしいですね。
編曲がジョンウイリアムスとなっていますが、あの有名なギタリストのジョンウイリアムスのことでしょうか。
その通りです。ギタリストのジョンはその後映画音楽も編曲するようになったと聞いてました。大分経ってからテレビの番組で”ディア・ハンターのテーマ”をクラギで見事に弾く中年男性を見ました。ひょっとしてエリック・フランプトンかな?と思ったのですがジョンでした。髪も短く眼鏡かけてないから最初は誰だか分かりませんでした。渋い中年になったんですね。
”カバチナ”は映画の主題曲ですが、

そうです。ロバート・デニーロが主演した”ディア・ハンター(Deer Hunter: 鹿の狩人)”でしたね。美しいテーマ曲とは裏腹に内容はかなり深刻でベトナム戦争時に同郷の親友を失った傷心の退役軍人の物語でした。粗筋は捕虜収容所から脱走するのにわざと相棒にロシアン・ルーレットを強いてその隙に看守を倒し二人で逃げ延びデニーロは英雄として帰国するがもう一人はロシアン・ルーレットに絶対の自信を持ち危険な賭けでしか己の生を確認する術のない精神異常者になってしまった。

責任を感じたデニーロは再度志願して陥落寸前のサイゴンに赴き親友を探す。場末の怪しげな賭場で命張ってる彼を見つけたは良いが、そこで絶対が崩れ弾が飛び出しデニーロの腕の中で絶命するというもの。何ともやりきれない映画でしたね。

私はこの”カバチナ”ないし”カヴァティーナ”は”ディア・ハンターのテーマ”としか覚えていませんでした。それまでクラギの”カヴァティーナ”と云えばポーランドのアレキサンドル・タンスマンが書いた作が最も有名でしたから。
映画”シンドラーのリスト”の主題曲のギターソロ楽譜も存在するそうです。

この映画も見ました。ホロコースト物の映画は辛いですね。 作曲家のジョン・ウイリアムスが書いた”シンドラーのリスト”ギター版は5.5ドルで手にはいります。フリー版ではDomenico Terribili というイタリアのギタリストが編曲してます。この人のサイトからダウンロード出来ますよ。直リンク書けないのでこの名前とSchindler's List でググって下さい。イタリア語がメインですが英語表示もあります。

但し、但し原曲もフラット二つのト短調、G-mollでこの人の編曲では5弦一音下げのソ、6弦二音下げのドという特殊調弦です。低音の運指は然程難しくなさそうですから試されては如何かな。私こういうの弱いんだな。
他に”11月のある日”と言う曲も載っていました。

とても人気のある作品ですね。私も楽譜持ってますからやって見ようとは思いますが中々その気になれません。何故か?恐らく「ブローウェル(キューバ人)=赤の作曲家」と言う酷い誤解が刷り込まれてるのでこの人の作品は弾いたことありません。或いは無調風の荒々しい作品を聞いてキワ物作曲家と曲解したのかも知れません。
あと”聖母の御子”ですが、これは若い頃弾いて途中で挫折した多くの曲の一つだったと思います。

スペインはカタロニア州の美しいクリスマス・ソングですね。私も若い頃ラジオでイエペスの演奏を聴いてカタロニアの民謡に惚れ込みました。この曲は弾けるようになった、と云うか何とか弾けました。過去形です。今はまだまともには弾いてません。

リョベートのカタロニア民謡編曲集はUME(Union Musical Espanola社、マドリード)が出してるのを手に入れましたがこの曲は入ってませんでした。手元には何故か三種類の楽譜があります。夫々細部は微妙に違ってます。最後のは荘村君の「趣味悠々」に載ってるもので最近買ったから覚えてますが、後二つは自分でも経緯が分かりませんでした。(大家に荘村君なんて気安く呼んでますが全く面識はありません。但し私がマジメに練習していた頃と重なる同世代なのでとても親近感を感じています。)

私のギターとの付き合いは大きく途切れ途切れになってますから文字通り一筋縄では繋がりません。記憶の糸を辿って見ると一番古いのは多分、荘村君が「ギターを弾こう」で教えていた81年頃の教本に載っていたものと思います。その譜には”聖母の御子”中級編、カタロニア民謡、リョベート編曲と書いてあり、出典は

Copyright 1933 by UNION Musical Espanola;Limited Copyright 1975 by Casa de la Guitarra, Tokyo となってます。

ギタルラ社が極東での版権を買ってからNHKが教本に転載したんでしょうね。(NHK教育テレビ「ギター教室」「ギターをひこう」担当講師 およびテーマ曲リスト http://kirokucho.com/nhk.html によるともっと古いのは「71年4月~71年9月  高嶺巌  聖母の御子/カタロニア民謡/高嶺編」がありますがこれはご本人の編曲ですね。)

私はまずこれ、リョベート版、を覚えたと思います。但し実際に指が覚えてるのはもう少し後の版で87年に現代ギター社が出した8月臨時増刊号「名曲演奏の手びき」に掲載されているものです。内容を読んでこちらに換えたんでしょうね。
今弾いても一箇所どうしてもつまづいてしまう箇所があります。それは5小節目と13小節目の左手の押弦です。ここは相当きついです。
どの版をお使いなんでしょうか?「趣味悠々」ですよね。5小節目と13小節目は中身は同じですね。(この曲をご存知ない方へ調性はシャープ二つのニ長調で6弦一音下げのレです。)

ご指摘の5小節目ですが八分の六拍子で後ろの区切り三拍の頭にある和音、

音  弦   指 フレット
ラ  1弦  薬   5
#ファ 2弦  小   7
シ  3弦  人指  4
ソ  6弦  中   5

が押さえにくいのかな。私には然程難しくはありません。前拍の二・三音が#ファ、ラとなってるから薬指そのままで中指を6弦の5フレットまで下ろすと同時に後二本の指を左右に伸ばし#ファ、シを押さえられました。

私にはリョベート版の方が嫌でした。同じ所は

音  弦   指 フレット
ラ  1弦  小   5
シ  2弦(開放) 
レ  3弦(開放)  
ソ  6弦  薬   5

となっていて中の音は押さえなくても良いが小指と薬指を目一杯開かねばなりません。こちらがお出来になられるならここだけ代えてみれば如何かな。

「趣味悠々」版と私のではかなり違う所は、上の所でメロデイーがターンタ(ラ)、タ(ソ)、タン(#ファ)と下りますね。荘村版のソ・ファは単音ですが私のは三度の重音(ソ・ミ)、(#ファ・レ)になってます。

あと違う所は四小節目の最初の山、三拍ですね。文字にすると荘村版は、ジャーラーン、ジャラ、タン、私のはジャラーン、タラ、ジャンと和音の振り方が逆になってます。何故でしょうか?

「演奏の手引き」から引用すると、”出版譜の編曲者はリョベートのようですが、実際にはセゴビアの編曲、もしくはそれをベースにした編曲で演奏されるケースがほとんどです。中略。セゴビア自身による編曲譜は出版されていません。有名な曲なのに演奏に耐える決定版ともいうべき出版譜がないというのもギターの特徴なのか、とても残念な気がします。解説:平田宏 ”となってます。

私の経験から左手に関して言いますとこの曲に限らず、

1. 高フレットでも左指が指盤に対して立つようにしっかり押弦する。(特に薬・小指) 
2. 左手間接が十分開き離れたポジション又無理と思えるポジションにも指が届く。
3. 苦しいポジションを伴うセーハ及び半セーハの連続に耐える。

が出来る事でしょうか。

「そんな事は云われずとも分かってる」とお思いでしょうね。じゃどうするか?曲に専念なさるもよし、「パンピング・ナイロン」で指筋トレなさるもよし。不器用な私は古典派練習曲の積み重ねしか出来ません。

長々と乱文書きましたが幾分なりともご参考にして頂ければ幸いです。お休みなさい

Whooper 拝
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endecha
記事COLON 40
登録日時COLON 土 26 7 2008, 18:46

Re: NHKテキスト趣味悠々

投稿記事 by endecha » 木 28 8 2008, 12:05

Whooper様 始めまして、貴重なご意見ありがとうございます。

音楽(特にギター)の世界の奥深くに足を踏み入れられていらっしゃる事とお察し致しました。
私のモットーは何事に対しても浅く広くですので、ギターに関する知識も薄っぺらです。
Whooper様のレスを読んでおりますと、なるほどとか、そうだったのか、などとただただ関心させられるばかりです。

映画の主題曲をギター用に編曲された曲(あるいは主題曲そのものがギターの曲)は過去に沢山ありました。
私は映画が大好きなので、そういった曲をよく演奏しておりましたが、
最近は映画の主題曲をギター用にアレンジされる事が少なくなったような気がします。
しばらくギターから遠ざかっておりましたので私が知らないだけで他にも多く存在するのかも知れません。
「カバティーナ」の編曲はやはりジョンウイリアムスでしたか、
You Tubeで「カバティーナ」を演奏するジョンウイリアムスを見てもしやと思っておりました。
もう?十年前になりますか、国際ギターコンクールで優勝した時に彼の存在を知り、それから大ファンになってしまいました。

映画「シンドラーのリスト」はモノクロ映像でドキュメンタリー風に作られたスティーヴン・スピルバーグ監督の傑作だと私は思っております。
ドキュメンタリー風タッチは随所に多く見られますが、特に注目すべきは射殺されて倒れる役者さんの演技です。
スティーヴン・スピルバーグ監督のこだわりなのだと思いますが、日本映画では絶対真似のできない、リアリティさに溢れております。
(本題から外れそうですので、本題に戻ります。)
この映画の主題曲は当時のユダヤの人達の心情を表しているかのような、もの悲しくて悲壮感さえ漂う、けれどとても美しい曲です。
正直言いってこの曲を聴きますと、この映画の背景にあるものが目に浮かび一種つらいものがありますが、
ただ純粋に音楽としてのこの曲を弾いてみたいと思っております。
楽譜の入手情報をありがとうございます。
フリー版の特殊調弦ですが、私には無理です。まず「5弦一音下げのソ、6弦二音下げのドという特殊調弦」これを見ただけで
気力が失せてしまいました。
海外サイトからの購入も自信がありませんし、なんとか国内で販売されないものでしょうか。

「聖母の御子」の5小節目と13小節目の押弦につきましては教えていただきました、”リョベート版”の押弦は非常に楽に押さえられます。
ですが、和音的にはどうなのでしょうか、「ラ、ファ、シ、ソ」が「ラ、シ、レ、ソ」になって前後とのつながりに少し違和感があるように思えます。

指筋トレーニングの「パンピング・ナイロン」とはどういったものなのでしょうか、もし差し支えなければ是非お教え下さい。

Whooper
記事COLON 288
登録日時COLON 木 7 2 2008, 23:08
お住まいCOLON 東京

Re: NHKテキスト趣味悠々

投稿記事 by Whooper » 木 28 8 2008, 23:43

endecha さん、お返事有難うございます。

そうですか。映画がお好きですか。私も好きですよ。以前は映画音楽でもギターに編曲された美しい曲が数多くありましたね。例えば「或る愛の歌」「シェルブールの雨傘」等々。最近のハリウッド製大型アクションやSF物は見ませんが戦前のサイレント映画から80年代位までの名画は大体見てきました。私が大きくなれたのも映画のお陰でした。

戦後は今のような娯楽も無かったので庶民の娯楽は映画でしたね。夏になればお盆休みに怪傑黒頭巾や鞍馬天狗、年末は筋書きは分かってるが忠臣蔵で一年の憂さを晴らし正月を迎えるのが恒例でした。アメリカからB級ウエスタンやギャングものやミュージカル映画もどんどん入って来た。ヨーロッパからは戦前未公開の名画も入って来た。60年代半ば位までが映画の黄金時代でしたね。

映画の幕間にスライド式の宣伝広告が流れてたでしょう。私の父はあれを一手に製作・販売してたんですよ。父は音楽ではアマでしたが本業では末端ながら映画人と云うか昔気質の活動屋でもありました。スライド広告製作は今から思えば非常に手間隙かけた職人技でした。

まず営業さんから注文、例えば「何々呉服店」を受け取ると父は白黒の図柄を作りました。今で言うウェブ・パーツ見たいな自作のデザイン小物を沢山持っていて適当なものを選び構図を決め住所・名称等変わる部分はその都度手書きしてました。出来たデザインA4横サイズ位を旧式の箱型カメラで写します。フィルムを暗室で現像してネガを作り12センチ角位のガラス板上にポジを定着させます。

ここまでがスタジオの仕事でそれを自宅に持ち帰り極細の筆で一枚一枚着色し上からもう一枚ガラスを被せ回りを紙で封じて出来上がりです。それを劇場のスライド映写機のターレットに入れて写しました。言うなれば本当の電気紙芝居です。夏と冬は超多忙でした。

父は自分でも納品に行ったり出来栄えを確かめるのに良く劇場へ出かけました。良く小さかった私をオートバイの後ろに乗せて連れてってくれました。映写室に上がり封切りの映画を見たり父の作品を眺めた記憶があります。帰りに父はパチンコしたり居酒屋で一杯やって寛いでました。

母も映画が好きで毎週近くの町へ私を連れて買い物に行った帰りは馴染みの店でキツネうどんを食べ帰りに映画を見るのを楽しみにしていました。当時は三本立てで大人55円と信じられないような料金でした。母は洋画が好きでB級ウエスタンやハリウッドのミュージカル等々楽しんでました。

しかしながら我が家は時代の流れには勝てませんでした。カラーフイルムとテレビの普及が父から熟練技を奪ってしまいました。生計を立てるのに父は移動映写技師もしてました。夏の夜なんかよく学校の校庭で映画が上映されてたでしょう。父は一人であれをしてたんですよ。

重たい16mm映写機や電源回りやスピーカー、スクリーンになる白布等は先に陸送しておき映画会社から借り出した貴重なフィルムのリールを持って出かけ夏は二ヶ月位戻っては来ませんでした。本人は楽しかったのでしょうがその間父のギターやアコーデオンも聞けず寂しかったですね。

結局映画ではやって行けずに私が高校に進む頃は父は勤め人になって経理の仕事してました。自分でも人生面白くなかったのか癌に罹り61で亡くなりました。

脱線ついでにホロコースト物の映画で私が一番印象に残っている音楽はポーランド映画「パサジェルカ(女船客)」に使われたバイオリンの小品です。残念ながら作曲者も題名も分かりません。

粗筋は富豪と結婚した美しい女性がヨーロッパからアメリカに渡る豪華客船に乗っています。新天地で愛する夫と何不自由なく暮らせると思うと幸せの絶頂でしょうね。その女性が船内で或る女性をちらっと見かけた時から回想が始まって不安が高まり最後は深刻な決断に迫られるというものでした。

何故か?その美しい女性はユダヤ人の強制収容所を支配したナチス親衛隊の髑髏部隊で看守をしていました。見かけた女性は自分が目をかけて助けた囚人かも知れなかったからです。最悪の場合自分の過去が暴かれて戦争犯罪人としての報いを受けなければなりません。映画は女囚と思われた女性の素性を明かさず、アメリカに着く前に主人に打ち明けるべきか否かで苦悩する主人公を描いて終わります。

看守時代の回想シーンにバイオリニストの男囚が野外で大勢の同胞の前に立たされてユダヤ音楽独特の哀愁を帯びた曲を嫋嫋と弾く場面がありました。この曲は本当に心に沁みました。ご興味あれば翻訳が 恒文社から「パサジェルカ〈女船客〉―他 (東欧の文学)」と題して出てますのでお読み下さい。映画もDVDで出てるかもしれません。60年代のモノクロ作品です。

さてさて本題に戻り、シンドラーズ・リストのギター楽譜の件でしたね。私は本やCDを海外から直接購入してます。ですから私が購入して封を切らずそのまま購入価格でお譲りしても構いません。けれども原曲もギターでは弾きにくいフラット二つのト短調ですし、低音二弦はソ、ドの特殊調弦です。ベンダーのサンプル譜添付しておきます。フリー版よりいささか易しいようにこれは見えますが後は凄い変奏になってるかも知れません。もし楽譜ご希望でしたら後はご自分の「ユーザーCP」から私にメール送って下さい。詳細決めましょうね。
Sample.jpg
”リョベート版”の押弦は非常に楽に押さえられます。ですが、和音的にはどうなのでしょうか、「ラ、ファ、シ、ソ」が「ラ、シ、レ、ソ」になって前後とのつながりに少し違和感があるように思えます。
さすがですね。仰るとおりです。失礼しました。荘村版では問題の箇所の前にある三拍の頭が主和音(レ、ラ、レ、#ファ、)になってますね。リョベート版はこれが(レ、ラ、#ド、#ファ、)とマイナー系の和音になってるんです。違ってる所だけ中抜きすると前者はレからシへ三度下りる。後者は#ドからシへ二度です。この辺りが微妙に響いて来るんですね。コード理論と展開に関しては凄い人もいますので下種の勘ぐりとお笑い下さい。

リョベート版のこの部分の弾き方を思い出して見ると5小節目の頭は左手の一指し指で1-3弦を半セーハ(ラ、#ド、#ファ)し、開放四弦と共にジャラーンと鳴らす。一弦;ソ(3F)は中指、同;ラ(5F)は小指で弾き、次の三拍に進み押さえていたラ(5F)小指をアンカーにして薬指で下のソ(5F)を押さえると共にシ(開放2弦)、レ(開放4弦)を同時に弾くというものでした。

なお私のは五小節目の最初の山、の頭はリョベート版と同じ(レ、ラ、#ド、#ファ、)で次の山の頭は荘村版と同じ(ソ、シ、#ファ、ラ)となってます。但しその後は単音でなく三度の重音で下ります。 1 と1足しても 2 にならへんのか。。。お試し下さい。

「Pumping Nylon; パンピング・ナイロン」とはアメリカのギタリスト、Scott Tennant氏が開発した奏法上達指南書です。さして目ぼしい点、例えば南米派は一時右小指の使用を提唱、はありませんがアメリカ流の実利主義の観点から「キツい」事を延々とやるのが上達の早道と説かれてます。Pumping で検索するとこれまでのやり取りが見れますよ。私も買って試して見たけどジュリアーニの練習曲の方が自分には向いているので使ってません。言うなれば痩せ目的の特訓、「ビリー・ザ・ブート・キャンプ」のギター版です。

それでは父の思い出ご紹介とお返事まで
お休みなさい。
Whooper 拝

endecha
記事COLON 40
登録日時COLON 土 26 7 2008, 18:46

Re: NHKテキスト趣味悠々

投稿記事 by endecha » 土 30 8 2008, 11:43

Whooper様、こんにちは。

「或る愛の歌」「シェルブールの雨傘」、懐かしいですね、昔良く弾いておりました。
当時弾いていた映画音楽をあげますとキリがありませんが、私の特にお気に入りの曲は
”夜霧のしのび逢い”とボサノバアレンジの”黒いオルフェ”でした。
ですが、それらの映画を観ているかといいますと、実は一本も観ておりません。
テレビで放映されているのをちらほら観た程度です。

私も時々幼かった頃の事を懐かしく思い出す時があります。
それも歳のせいかなと思ったりしてしまいます。

”シンドラーズ・リスト”のギター楽譜の件ですが、原曲も特殊調弦との事。
それでしたらやはり私には無理です。
弾いてみようという気力が失せてしまいます。
良く考えてみますと、ゆったりとして、フレーズの長いこの曲はギターには向いていないのかも知れません。
どちらにしましても、残念ですが特殊調弦では諦めるしかありません。

”聖母の御子”ですが、お教え頂きました和音を試してみようと思います。

「Pumping Nylon; パンピング・ナイロン」とは書籍だったのですか、私はてっきり指を鍛える道具のようなものかと思いました。
”南米派は一時右小指の使用を提唱”驚きです。右手小指で弦を弾く演奏方法が実際にあったと言う事ですね。
昔、クラシックギター演奏が趣味だという人がおりまして、その人は右手小指も使って演奏すると言っておりました。
フラメンコのラスゲアードでなら小指も使うけれどクラシックギターでは小指は使わないと大いに反論したものでした。
きっとその人は南米派の流れのギターを教わったのでしょう。
二度とその人に会うことはありませんが、あの時彼の演奏を聴いておけば良かったと後悔してしまいました。

それでは、またいろいろと貴重なお話をお聞かせ下さい。

Whooper
記事COLON 288
登録日時COLON 木 7 2 2008, 23:08
お住まいCOLON 東京

Re: NHKテキスト趣味悠々

投稿記事 by Whooper » 木 18 9 2008, 21:40

こんばんわ。

或る方のブログに書いてあるリンクを辿っていたら秋山公良さんのサイトに着きました。

「本物の聖母の御子はどれだ!」と題されて私が与太書いたのをきちんと解説なさって
ます。

ご興味ある方は: http://musicdesign.jp/_guitar_essay/gui ... y_007.html

を辿って下さい。ここ商用目的でもないし、注解の引用も数小節だからフォーラムの規
定に反しないと信じます。若し抵触しているのであれば上のリンク削除お願い致します。

Whooper 拝
P.S. Endechaさん例の件もう少しご辛抱下さいね。