名曲或いは迷曲

人生の楽しみは、ギターだけではありません。晴れの日も雨の日も、どちらも悪いものではありません。
Whooper
記事COLON 288
登録日時COLON 木 7 2 2008, 23:08
お住まいCOLON 東京

名曲或いは迷曲

投稿記事 by Whooper » 水 8 10 2008, 15:44

こんにちわ。Tishisak さんの「こがね虫」に触発されたので与太話しますね。

皆さんギター聞いたり、弾いたりした時に曲を聞き間違った、間違えられた経験はありませんか?

以前こんな事がありました。ある夏、職場の昼休み物置に隠れてギター弾いてたら、「あ!
なーんや、Whooper はんか、今から正月の歌でっか。上手やね。」とある人から言われて目眩
がしました。

ドボルザークの家路のテーマを弾いてたのですが、その人は「とーしの はーじめの ためしー
とてー」と明治26年に発表された「一月一日(作曲/上真行 作詞/千家尊福)」と聞いたのでした。
そう言えば良く似てます。 :P

Whooper 拝

remain-iihama
記事COLON 324
登録日時COLON 火 28 3 2006, 20:06
お住まいCOLON 埼玉県

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by remain-iihama » 水 8 10 2008, 16:15

 実に面白いお話をありがとうございます。
 たしかに、はじめの所はそっくりです。
 知らない人は間違えると思います。
 しかし、かえって間違えた方に親しみが湧いてしまいました。
 ギターの音色というか性格ともいえるかと思いますが
 庶民にとってはクラシカルな音楽より古賀メロディー的な音楽の方がしっくりくるのかもしれませんね。
 とにかくおめでたいお正月に間違えられて何よりでした。
 Whooperさんにとっては「なんで?」だったでしょうけれどね。
 ところでドボルザークの新世界は好きな交響曲の一つです。
 新大陸の当時の風景が浮かんでくるような描写とハーモニーは心を躍らせるものがありますよね。
 この中で使用されているテーマの一つが日本では「家路」として有名ですが、
 私には、牧歌的な風景と、夕焼けの空、そして家路に向かう人の足取りなどが連想されます。
 一方「一月一日」は日本人にとってお正月の原風景的な曲ともいえますよね。
 この似ている二つの曲の決定的な違いは、テンポでしょうか。
 面白いものですね。
 お話、ありがとうございました。
 
 
 

Ataka
記事COLON 152
登録日時COLON 火 22 11 2005, 20:08
お住まいCOLON ドイツ

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by Ataka » 木 9 10 2008, 01:39

Whooper様

そうですねー。おまけにドボルザークの「新世界」よく正月に演奏されますしね・・・。余計に、勘違いを招くかもしれないですね。

よく言われているのはヴィラロボスのプレリュード1番の出だしが「昭和枯れススキ」に似ているとか(「まーずーしさにーまけたー・・・」と歌いながら、例の5弦のメロディーを弾くと感じが出ます)

あと、バカバカしいところではソルのグランソロの出だしが「がんばれ、がんばれ、がんばれ、がんばれ、えっほっほっほっほー」と聴こえてしまうとか、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番のギター編曲版の出だしが「おつむ、てんてん、おつむ、てんてん・・・」と聴こえてしまうのは・・・・?

しようも無い馬鹿話ですみません。 :oops:

Whooper
記事COLON 288
登録日時COLON 木 7 2 2008, 23:08
お住まいCOLON 東京

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by Whooper » 木 9 10 2008, 09:20

Ataka 様

「しようも無い馬鹿話」有難うございます。こういうの大好きですよ。

連想・着想なりインスピレーションなり語呂合わせは音楽の世界でも重要な要素だと思います。日本のある高名な指揮者がストラビンスキーの難曲「春の祭典」を振る際に落語めいた文句をつぶやいていると語ったのを覚えています。

ヴィラロボスのプレリュード1番とルイゼ・ワルカー女史の「小ロマンス」が似ていると言うのはクラギ界では定説ですね。女史は一番を聞いて着想を得たとか何処かで読みました。前者はアマゾンのジャングルに分け入る男気のある物語。後者はかなわぬ思いを切々と語る乙女の告白見たいです。どっちも好きですよ。
バッハの無伴奏チェロ組曲第1番のギター編曲版の出だしが「おつむ、てんてん、おつむ、てんてん・・・」と聴こえてしまうのは・・・・?
いやー参ったな。一番は「おつむ、てんてん」と乗れば良いのか。私は三番の出だし、ドシラソファミレド、ドソミソド、を「どーしたらよいのかよくわからん (続けて) だれにきいてもよくわからん どーしたらよいのかよくわからん」と聞いてました。そのせいか三番(小船編)は諦めました。

もっとしょーむない話しますね。カルカッシを独習で終える頃タレガの小品「アデリータ」を練習していました。味のある曲ですね。酔狂な父がいつものように酔っ払って帰って来た。私の出だしを聞くなり「お前はいつまで経ってもチヨちゃん、カヨちゃんしか弾けんのか。。。」と言いました。

液体窒素で瞬間冷却マイナス30度。カチンカチンに凍り付いてしまいました。けれども笑いが込み上げて来て「さすが古賀名人だけあるわいな。」と父の事を改めて見直してしまいました。まっことお粗末 :oops:

Whooper 拝

Yuki
記事COLON 175
登録日時COLON 木 11 5 2006, 13:38
お住まいCOLON 八千代市

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by Yuki » 木 9 10 2008, 11:34

こんにちわ。

面白い話題に便乗します。

トローバ?のトリーハという曲の出だしは中田喜直の「この道」に似てますね。
あと最近見つけた曲でバーデンジャズ組曲を書いたJIrmalという人の2重奏の曲で
「愛のミロンガ」というのがあるんですが、これは何と言うか昭和時代のムード歌謡?
とでも言う雰囲気でメロディーが始まり、そのうちコード進行などがすこしモダンな
感じになってどこかで聴いた感じだなぁと思っていたら、どうも竹内マリアの「駅」
そっくりな雰囲気なんですねぇ。メロディそのものが似ているというよりはコードの
進行具合がそっくりで、思わずどちらかがパクったか?と一瞬疑いたくなるぐらい。
少なくとも竹内マリアのバックで演奏していて歌の間の間奏をアドリブ風に弾けば
こうなるという見本みたいな曲です。聴いてみたい方はyou tubeでmilonga, jirmal
で検索されると日本人のご夫婦?の素晴らしい演奏がアップされています。

それとはともかく非常に日本人の感性に訴えるものがあるいい曲ですよ。
Yuki

Whooper
記事COLON 288
登録日時COLON 木 7 2 2008, 23:08
お住まいCOLON 東京

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by Whooper » 木 9 10 2008, 14:01

Yuki さん、こんにちわ

「愛のミロンガ」は、
どうも竹内マリアの「駅」そっくりな雰囲気なんですねぇ。
おお!いずれかがパクリであったのか。故郷の大阪から意に反する東京転属を申し渡された時、友達やきつねうどんと分かれるのが悲しくてマリアの「駅」を聞きながら当ても無く車を走らせていたのを思い出しました。 :cry:  マリアの方は私は確か20年位前から知ってるから本命なのかも知れませんね。

よし、私もパクリを紹介するぞ。フリオ・イグレシアスの曲で「33歳」と言うのがあります。中年の域に入る男がしみじみ自分を振り返る嘆き節で渋いです。似たものはテレサ・テンの「償い」。フリオのCD、A mis 33 anos は1990年に出てるが、テレサはこの曲で1984年に有線放送大賞取ってるからテレサの方が本命なのかな。よー分かりません。

作曲:三木たかし 作詞:荒木とよひさ

愛をつぐなえば 別れになるけど
こんな女でも わすれないでね
優しすぎた あなた
子供みたいな あなた
あすは他人同士になるけど

ここ98%同じです。 :roll:

Whooper 拝
P.S. ミロンガ弾いてる女性他でも見かけた覚えがあるな。。。

Whooper
記事COLON 288
登録日時COLON 木 7 2 2008, 23:08
お住まいCOLON 東京

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by Whooper » 木 9 10 2008, 19:31

こんばんわ。

フリオがまさか日本の流行歌、それも中国人が日本語で歌い何とか賞まで取った曲をパクる筈がないと考え直し調べて見たらテレサの方が怪しいです。断言できませんが限りなく黒に近い。

フリオのCDが1990年に出ていると書きましたがこれはアメリカでのリリース。本国スペインでは1977年に出ています。ですから「つぐない」の作者は十分フリオ版を聞く事が出来た訳です。

クラギの世界でもこの手の話は結構ありますね。以前コストの「秋の木の葉」と言う曲が話題に上りました。Boschと言う人が同じ題名でテーマはとても似た曲を書いてるのを見つけました。Boijeかデンマーク文庫です。但し展開部はまったく別物です。

パクリなんでしょうか?二人とも仏人だし同世代でもあったから弟子か交友関係があったんじゃないでしょうか。それともコストの演奏を実際に聞いて着想を得たのかも知れません。Boschの事は全然知りませんでした。アマチュアぽい作風です。ご興味ある人はフォローお願い致します。

自己レスまで
Whooper 拝

Yuki
記事COLON 175
登録日時COLON 木 11 5 2006, 13:38
お住まいCOLON 八千代市

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by Yuki » 金 10 10 2008, 23:56

Whooperさん、こんばんわ。

フリオ・イグレシアス、聴きました。う~~~~ん、と唸ってしまうぐらい似てますねぇ。
これはひょっとするとひょっとしますね。〇作の嫌疑はかなり濃厚?

ところで歌い手としてはフリオよりテレサです。私の場合は。基本的には彼女の
歌が好きなだけなんですが、伝え聞くところによるとその人生は人並みとは違った
ものだったようですね。単なる流行歌手で収まる女性じゃなかったのでしょうか?
いさいさか気になります。
Yuki

Whooper
記事COLON 288
登録日時COLON 木 7 2 2008, 23:08
お住まいCOLON 東京

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by Whooper » 土 11 10 2008, 07:46

Yuki さん、おはようございます。

やっぱりそうでしょう。繋ぎ合わせたのを知らない人に聞かせればネタは分からないと思いますよ。 :evil:  テレサが中華圏の歌姫ならフリオは西語圏の貴公子。どっちもスーパースターに変わりはありませんね。

フリオが日本で爆発的に女性、特にオバちゃん層、に受けた始めた頃「つぐない」の作者は青くなったのではないでしょうか。作曲した当時本人は知らなくても誰か「おい、似てるぞ。やばいぞ」と言わなかったのかな。分かっていて音楽業界も何じゃら大賞渡したとしたらギョーカイが一番罪深い。エラい作曲家先生から渡された歌を懸命に歌っていたテレサが哀れでなりません。それにしても「つぐない」って題名は意味深長だな。

私はフリオが日本でヒットする前から知ってました。若い頃メキシコに仕事でちょっと行った事があってそこの人達は西語の流行歌が大好きでいつも聞いてるのが分かりました。自分が知らなかった巨大な音楽市場が存在してました。ロベルト・カルロス(コード名「ジャッカル」の国際テロリストではありません。)なんて誰もが知ってるスーパースターでした。こちゃら風に言うと北島三郎見たいな感じかな。世の中「不思議大発見」じゃないが知らんことまだまだあります。

さてテレサの事ですが、本人は意図せずとも政治に利用されたと言うか音楽(君何日再来)が一人歩きしてしまったと言うか、気の毒な人生でしたね。段々自分も使命感を意識し出して「期待される役割」を務める努力はしたが、それ以上の役割を課せられてしまい結局プレッシャーに押し潰されたのだと思います。「天安門事件」はショックと言うか中華思想の本質を見せ付けられたました。中国では古代から政変や戦争になれば万単位で人が死ぬのは当たり前。西側の批判に対して指導者が「中国には中国の人権思想がある」と開き直れることだけはあります。

音楽の政治化では功罪両面に色んな実例が上げられますが私はカザルス先生の事を尊敬しています。先生のお考えと姿勢はご自分の内側から発してらして首尾一貫していました。それも極々当たり前の事、丁度ジョン・レノンの「イマジン」の世界に似ています。高齢でしたがフランコが去る前にまさかお亡くなりになられるとは思ってもみなかった。当時テレビのN響アワーで司会をなさってた大木正興氏が先生の訃報に接し涙を拭われるシーンをいまでもはっきり覚えています。

何だか湿っちゃいましたね。 :cry: 次は元通りしょーむない話しますね。 :D

それでは勝手放談まで
Whooper 拝

マンナンパパ
記事COLON 65
登録日時COLON 木 3 5 2007, 14:25
お住まいCOLON 青森市

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by マンナンパパ » 火 14 10 2008, 07:19

確かマーラーの第一交響曲の中にもこがねむしににたのありませんでしたか。
マンナンパパ

Whooper
記事COLON 288
登録日時COLON 木 7 2 2008, 23:08
お住まいCOLON 東京

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by Whooper » 火 14 10 2008, 11:43

マンナンパパさん、こんにちわ。
確かマーラーの第一交響曲の中にもこがねむしににたのありませんでしたか。
私、マーラーとかブルックナー風のねちっこさには弱いんです。マーラーは有名なアダジエットのある5番と「大地の歌」の触りしか知りません。御免なさい。 :cry:

ついでにしょーむない話しますね。

私の母は80になりますが一人で年金生活を楽しんでおります。音楽が何よりの友達でテープやCDをいつも聞いてます。

以前訪問した時に母が「ギター好きでしょう。こんなの聞いて見る?」と言ってあるCDをかけてくれました。

凄くノリの良い演歌でギター何本かでジャカジャカやってます。時折「あいや、あいや」と掛け声も入る。

「誰?」と尋ねると母が「XXXキングスです。」と言いました。けれども良く聞こえませんでした。「あー、殿様キングスもなかなかやるじゃないか。」と言ったら母は「ジプシー・キングスです。」と答えました。

駄目だ。こりゃ。父の古賀教育が骨の髄まで効いてる。 :oops:

Whooper 拝

syu
記事COLON 44
登録日時COLON 日 30 12 2007, 11:11

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by syu » 火 14 10 2008, 22:57

すみません。
思わず笑ってしまいました!!!
〇〇〇ー キングス といえば例の「鬼平」ですね。
でもそう言えば、「殿キン」もギター弾いてましたね。
あれは、レキントですか?それとも普通のギターでしたか?

Yuki
記事COLON 175
登録日時COLON 木 11 5 2006, 13:38
お住まいCOLON 八千代市

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by Yuki » 水 15 10 2008, 01:02

レキントギターというと、鶴岡正義を思い出しました。大昔「小樽の人」?のイントロだけまねしたのを覚えています。
あとアントニオ古賀さんという方もいましたねぇ。NHKのギター教室も出ておられたと思いますが、ご健在なのでしょうか?
Yuki

Whooper
記事COLON 288
登録日時COLON 木 7 2 2008, 23:08
お住まいCOLON 東京

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by Whooper » 水 15 10 2008, 08:51

おはようございます。
あとアントニオ古賀さんという方もいましたねぇ。NHKのギター教室も出ておられたと思いますが、ご健在なのでしょうか?
ギター教室見てたら非常にきれいな右手されてましたね。マニュキュアで爪ピカピカ。トレモロが売りだったかな。未確認情報によるとその後日本では食えなくなったのでアントニオ猪木の伝でメキシコに渡りプロレスの修行をしたとか。

昼はみやげ物屋で「その名はフジヤマ」を歌って日銭を稼ぎ、夜はルチャリブレ風の覆面レスラーをして糊口をしのぎ、アントニオ猪木が北朝鮮に行ってプロレス親善試合をした時にも前座で出たがヨボヨボで話にならなかったとか。 :cry:

歌謡バンドにはラテン系、ハワイアン系、演歌系がありますが殿キンは元々お笑い系だったと思います。昔硬派の頑固オヤジが「和田弘とマヒナスターズ」を聞いて「何と、女々しい歌を歌うヒマな奴らだ。けしからん!」と激昂したそうです。

毎度しょーむない話ですいません。 :chaud:
Whooper 拝

remain-iihama
記事COLON 324
登録日時COLON 火 28 3 2006, 20:06
お住まいCOLON 埼玉県

Re: 名曲或いは迷曲

投稿記事 by remain-iihama » 水 15 10 2008, 13:14

 アントニオ古賀さんは今も現役で音楽やっていらっしゃいますよ。
 コンサート活動にCD発売と結構活動されています。
 南米のどこかだったかに楽器を送るボランティア活動で注目されたりと結構それなりに活躍されています。
 まぁ、クラギ家としては2流ですが芸能(音楽)人としてはそれはそれで良いのではないでしょうか。
 ということで、ジプシーキングは良いですよね。あれ聴いているとフラメンコギターが欲しくなります。
 ちなみに普通のギターにフラメンコ弦張ってもぺんぺんした音はでますが、フラメンコ以外の曲では弾きにくいだけです。
 ムード歌謡とかそんなのにガットギターが使われるようになって久しいですが、日本人はギターの音色に演歌の心を見るのかもしれませんね(ちょっと残念な気もしますが)。
 ということでまた。